wan chronicle

老犬との暮らし

サイクルは完璧だ

 

ライティングの授業もあと4週で終わります。

書き方の戦略を学び、学んだことをエッセイに生かして提出します。

 

正規のインストラクター以外にも

オンラインチューターと言われる人にお願いして指導してもらいますが、

チューターが言うのには、

わたしの言おうとしていることのポイントがつかめないらしい。

 

同じコースを受講している人と話したら彼女はインストラクターから、

言わんとしていることがわからない、incorrect!

と帰ってきたそうです。きつ・・・。

 

日本人ははっきりものを言わないので、

そういうところが文章に出るのかもしれません。

エッセイなのでなおさらです。

海外の人には回りくどい言い方だと伝わらないのです。

そりゃそうですね、文化も人としてのバックグラウンドも違うので、

行間読んで、と言われても無理でしょう。

 

わたしは日本人としては割とはっきり言うほうですが、まだまだ、という事ですね。

コミュニケーションスキルを学ばなくては・・・

 

毎週出るreading assignmentの内容がいつも興味深いです。

先週は The pleasure of eating   by  Wendell Berry

The pleasure of eating、食べる楽しみですかね。

(夫婦二人暮らしとなってはthe pressure of cookingのほうがピンと来ますが。)

 

かいつまんで話すと、

食べ物というのは農業の産物ですが、

町に住む消費者の私たちは自分が農業に参加していることを自覚していない。

私たちは買いはするが、品質、売られる価格、新鮮さ、清潔さ、

危険な農薬は使われていないか、

どれくらい遠くで生産されたか、

どのように輸送され、輸送価格は?

パッケージや宣伝がどれだけ価格にプラスされているか?

その食品は加工されたものか、すでに料理されたものか、

それが品質や価格、栄養素にどれだけ影響しているか?

などは考えない。

いわゆる、食べ物に関してわたしたちは自由でなく

何かにコントロールされている状態だ、等々。

 

 

これを読んで真面目に料理する気になりました。

 

しばらく休んでいた家庭菜園も今年は復活させようかな。

自分で作る、収穫する、調理する、野菜くずをコンポストにして肥料にする。

その肥料を土に巻く。また野菜を作る。

完璧な循環で捨てるものなどないのですね。

 

普段はアスファルトの上を歩いていて、土のことなど考えないですが、

食べ物を作るのによい土はかかせない。

すると農薬のことも考えるようになります。

 

自分で作って食べること。近くの農産物を購入すること、

これに勝る消費はないようですね。

いつ何がなくなるかわからなくなった昨今ですし。

いろいろ考え、気づくことがあるので、やっぱり学ぶのは楽しいです。

 

今週のassignmentのテーマは

 

Things as They Really Are

 

日本語に訳しにくいですが、ぼちぼち読むとします。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。