wan chronicle

老犬との暮らし

2024年幕開け

娘二人が年末年始と帰ってきていたので三食作るのに忙しく、

あっという間に今年も八日目となりました。

昨日(ようやく)二人とも帰って行きました。

 

娘がいるとにぎやかで良いけど、自分の老いを感じる今日この頃。

早く普段通りの生活に戻りたい気持ちも無きにしはあらず、でした。

 

今年は去年よりもっと、良くない話題には事欠かない、と思っていましたが、

まさか元旦から地震が起きるとは思わなかった。

おかげでおめでたい気分など吹っ飛んでしまいました。

 

被災地では物資も十分ではなく、おそらくいつものことだが、支援も行き届いていないと言う。

物資が十分あったとしても、うまく行き渡るまでには日数がかかるらしい。

何度も地震を経験した国だとしても。

 

ワクチンでわかったと思うが、国民の命をなんとも思わないエリート(ほとんど実力でなく、世襲じゃないの?)さんたちを当てにはできない。

国民一人一人が自分で考え、賢くなり、備えておかなければいけないのだ、現実を見よう。

昔の日本の感覚で生きている老人にこのことがわかるだろうか?

世の中がすっかり変わってしまったことが。

私たち一般庶民の感覚は変わらないのに。リーダーたちが変わってしまった。

 

 

私は29年前の阪神淡路大震災の被災者だが、市区町村はあまり助けにならなかったし、

当てにもしていなかった。

被災しても体育館には行かず、全く被害がなかった教会の一室を使わせてもらい、

布団一枚引いただけで一杯になった狭いスペースに住んでいたけれども、

生後1ヶ月の娘がいたので娘と二人だけの空間にいられたのはありがたかった。

おむつや生活用品は全国の教会員が送ってくれたものが一部屋に置かれていて、

誰でも必要なものを自由に持って行って良かった。

 

このようにある種の仲間や自治会などで備えておくのが良い、と思う。

今は命を繋いでいくので精一杯と思うけど、避難所を出たら生活の再建が待っている。普通の生活に戻るまでこれから長い被災者生活が始まる。

地震は一瞬でもその後の苦労は何年も続く。

 

義援金は本当にありがたい。私の時は被災者の数が膨大だったので、

それでも住む場所が全壊した世帯には100万近くのお金をいただいた。

持ち家に住んでいたなら100万は焼け石に水だと思いますが、それでも家具家電を購入する足しにはなります。

 

義援金サイトも出てくると思うので、援助をするなら石川県に直接送ろうと思う。

間違っても特定の政党、団体、個人には送りません。

 

チャビ、弱った身体に生活の不自由を感じずに逝けたのは良かったのかもしれないね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。