wan chronicle

老犬との暮らし

ワンズの様子とオフェリア症候群

 

今日はとても暖かかったですね。

散歩は一日10分と言われているもなかですが、

散歩後に苦しそうにしていることがあるので、

5分歩いて、5分は抱っこして帰ってきます。

 

先日チャビも胸のあたりにぷよぷよしたものができているのを発見。

 

ええええチャビも病気なの?

 

 

と病院に連れて行きましたが、

脂肪の塊かもしれないので一ヶ月様子を見ることになりました。(´▽`) ホッ

 

老犬に肉を大目にあげるの良くないみたいですね。

今までのフードだとお腹が緩くなるし、試行錯誤の毎日です。

 

もなかはタンポポのお茶とネフガードという炭?を与えています。

 

タンポポ茶は利尿作用があり、炭は毒素を便と一緒に排出してくれるとか。

どちらも腎臓のサポートです。

 

来月の検査の数値を見てまたサプリメントを考えます。

薬頼みだけにしていると、どんどん飲む薬が増えてくるので。

 

 

 

話は変わって、

わたしはpathway connectを修了した後、正式にBYU-Idahoの生徒になりそうです。

 

大学を卒業できなくてもいくつかのクラスを取って勉強を続けていけたら・・・

と思っているのですが、さあどうなることやら。

 

アメリカでは老人も社会人も学生に交じって好きなクラスを取って学んでいます。

 

本の学校と違ってオープンでフレキシブルに学生を受け入れています。

 

せっかくのチャンスだし、これまでと同じくオンラインで学べるので続けることとします。

 

今週はオフェリア症候群について学びました。

ハムレットのオフェリアのように、

自分で深く考えず、自分のアイデンティティをもたず、

ただ人に従っている人のことを言うのだそうです。

 

うん?私の世代ってこうするようにしつけられたような・・・

 

親に従い、教師に従い、上司に従い、そうするものだと。

それが美徳だと。

考えるな、ただ従えと・・・(・・?

 

 

赤子のように自分で考えるのをやめ、

むしろ自分で赤子になることを選んだオフェリアは最後に死を選びます。

私はハムレットの内容をすっかり忘れてしまいましたが

彼女の周りの人がそれぞれ矛盾したことを言うので混乱した彼女は、

それでも自分で考えることを選ばず、死を選んだという話のようです。

 

学校のテキストには、

 

「個人になるということは自分と他人の違いを学ぶ過程を指す、心理的な成長を遂げることです。個人になり損ねた人は強いアイデンティティを持った誰かに依存しようとします。唯一無二の存在の自分を理解できないのです。」

 

・・・強いカリスマ性を持った人の周りに群がる傾向はよく見かけます。

 

 

「もし私たちが二人とも全く同じ考えだったなら、一人は必要ない。」

 

・・・おお、極端な!

でもそれぐらい他者の違いを尊重しているってことよね。

 

 

「道徳観とは自分よりもむしろ相手の立場に立って物事を見る能力のことです。」

 

・・・皆がそうだったら争いはなくなるな。

 

 

 

などと書いてあり、西洋の考え方を理解するヒントになります。

世界が狭くなっている今、

他者を理解するのは自分が生き延びる術につながる気がします。

人との違いを認めたほうがきっと楽、なはず。