wan chronicle

老犬との暮らし

一学期を終えて

最初のセミスターが終わり、今日はなんだか手持ち無沙汰な一日でした。

それにしても朝からたっぷり寝ていました。

ちょっと緊張の糸がほぐれたのでしょうか?

 

最後にインストラクターがいくつかの話をシェアしてくれたので、

ここに紹介しておこうと思います。

 

1.大学に入学して2か月目のある時、教授が小さなテストをしました。

そのテストの中に、

「この部屋を掃除してくれている人の名前は?」

との質問がありました。

背の高い、黒っぽい髪の50代の女性が教室の掃除をしているのを

見たことがありますが、わたしがどうして彼女の名前を知るのでしょうか?

その問題は空白で提出しましたが、ある生徒は「最後の問題も点数に入るのですか?」

と聞いていました。

教授は「もちろんだよ。」と答えました。

『君のキャリアの中で、これからたくさんの人と出会うだろう。

すべての人が重要な意味を持つのだよ。

彼らは君が注意と関心を持つ価値のある人たちなんだ、

たとえ君のすることが微笑んで「こんにちは」と言うだけであってもね。』 

私は教授のこの教えを忘れません。彼女の名前はドロシーだと後で知りました。

 

2.ある夜11時半を回ったころ、

高速で一人のアフリカ系アメリカ人の女性が車から降りて立ち往生していました。

彼女の車は壊れていて、土砂降りの雨の中、

濡れながら誰か彼女を乗せてくれる人を探していました。

一人の若い白人男性が車を止め、

彼女を安全に、タクシーに乗れるところまで連れて行きました。

彼女はものすごく急いでいるようでしたが、

彼の住所を聞いて書き取り、お礼を言って別れました。

 

7日後、彼の家に大きなTVが届きました、特別なメッセージを添えられて。

 

「先日は高速で私を助けてくれてありがとう。

あの時の雨は私をびしょびしょにしただけでなく、

私の魂までずぶ濡れにしました。

そんな時にあなたが通りかかったのです。

あなたのおかげで私はまさに旅立とうとしている夫の臨終に間に合いました。

私を助け、また自分を捨てて他の人を助けようとするあなたを、

神が祝福してくれますように。」

 

まだあと3話(実話だと思います)が残っていますが、その話はまた次の機会に(*^^*)

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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