wan chronicle

老犬との暮らし

おばあちゃんの思い出

何故か夜中に目が覚めてしまい、それからいろいろ考え事…

今回は前のように

www.wancro.work

怖くはありません。

 

何故かめったに思い出さない祖母のことを思い出したのです。

 

子孫とはまだわかりませんが、

祖先とは縁が薄いな…と思っている私。

 

祖父母と暮らしたことはありませんが、

父が病気の時、

母は父の付き添いでずっと病院にいたので、

何か月か祖母と暮らしたことがありました。

 

祖母も慣れない娘の家で孫と二人暮らし。

でもなんだかいい感じで一緒にいてくれたのです。

 

昔の人で掃除機の使い方も知らなくて、

わたしに教えてほしい、と

やって見せてくれたら覚えるから、と

 

私が掃除機をかけている後ろから

ずっとついてきて見ていたのを覚えています。

 

今だからわかるのですが、

一緒に暮らしたことのない孫の

食事作りは大変だったろうなと思います。

 

ある日、

祖母の作るニンジンの天ぷらが美味しいと言ったら、  

山盛りのニンジンの天ぷらを作ってくれました。

 

細切りにして、かき揚げのようにつなぎで塊にして揚げた天ぷらは

ニンジンの甘みが出てとても美味しかったのです。

 

たくさんのニンジンを一本ずつ細切りにするの大変だったろうな、

とそれも今だから気が付くのです。

 

母はきつい人でしたが、

祖母はおっとりとして優しく、

良い人だったと思います。

ザ、おばあちゃんという感じ。

 

おばあちゃんは

伯母(祖母の長女)とその家族と

暮らしていましたが、

2階から降りてこないな、

と伯母が見に行ったら

2階の自分の部屋で

亡くなっていたそうです。

 

炊き立てのご飯がジャーの中にあって、

おかずも温めてあったそうです。

心臓麻痺でした。

 

夜中に祖母のことを思い出して、

ああ、私の周りにも優しい人がいたんだ。

(どんなんやねん)

とちょっと驚きました、

 

おじいちゃんは

ポパイを年寄りにしたような感じの人で、

(何だか可愛かった)

苦労した人で明治生まれなのに英語を話せ、

人の読めない漢字も読む人だったそうです。

小学校しか出ていませんが。

 

祖父の思い出と言えば

私たちが遠く鹿児島の伯母の家まで遊びに行ったとき、

にこにこして窓際に立って

私たちを迎えてくれました。

わたしたちがずっと遠くを歩いているときから

立って待ってくれていました。

 

年を取ったらおばあちゃんのようになりたい、

そして死ぬ時もおばあちゃんのように

あっという間に亡くなりたい(;^ω^)

 

そんなことを考えていました。

目が覚めたのはやはり夜中の2時過ぎでしたが、

寝不足でだるくなることもなく、

いつもよりたくさん働けました。

おばあちゃんの思い出のおかげかしら。

 

f:id:monachabimama:20190324131044j:plain

おばあちゃん、もなかも会いたかったよ

f:id:monachabimama:20190324131024j:plain

そしたらこうやって見せてあげる

f:id:monachabimama:20190324130933j:plain

もなかはきれいな犬じゃ、と言ってもらえたのにね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

ランキングに参加しています。応援していただけると嬉しいです。

 


ペット(犬)ランキング

日々の出来事ランキング