イザヤの時代にアッシリアが強力な軍事力と残忍さを持って、
地中海一帯の国を征服しました。
イザヤはこの出来事を終末の出来事とオーバーラップさせて表現しました。
北といえばロシア?今後世界がどうなっていくかわからないし、
現在の国の境界線がずっと続くのかもわからないので、明言はできません。
アッシリアは一国だけでなく、その同盟国とともに世界征服を成し遂げます。
あなたはアッシリアの王たちがもろもろの国々にした事、彼らを全く滅ぼした事を聞いている。どうしてあなたが救われることができようか。
列王記19:11
実はアッシリアの王を神の怒りの杖として任命したのは神エホバです。本人は気づいていませんが。
神は悪人を滅ぼす(罰する)ために悪人を使います。
エホバの民の背教に続いて、彼らを滅ぼす任務につくのは壮大な搾取をやり抜く暴君です。
5 アッシリア人よ、わたしの怒りの鞭よ。
彼は杖、彼らの手にあるわたしの激しい憤りである。
6 わたしは神を認めない国に対して
彼に権限を与え、
わたしの報復を受けるに値する人々の上に彼を立て、
略奪品を得るために略奪をさせ、戦利品を得るために分捕らせ、
路上の泥のように踏みにじらせる。
イザヤ書10章
邪悪な同盟を結んだ国家が世界征服と言う目的を果たすためにアッシリアを基準として集まります。そして驚くべき成功を遂げます。アッシリアとその同盟国に殺される人は多い、と聖典にはあります。
17 イスラエルの光は火となり、
その聖者は炎となられる。
それは一日のうちに燃え上がり
そのいばらとおどろとを焼き尽くす。
18 それは彼の選りすぐりの森と肥沃な畑を
命も体もともに滅ぼし尽くし、
やせ衰えた沼地にする。
19 その森に残る木々は、あまりにも数が少ないため、
子供でもそれらを書き留めることができる。
イザヤ書10章
19節の木と森は人々と街を比喩しています。
あまり書くと恐ろしくなるので、今日はこの辺で。