チャビの病気、と失われた羊の話

先週の土曜からチャビの尿に混じってゼリー状のものが出ていました。

月曜にようやく医師に見てもらうと、ゼリー状のものは膿で球菌がたくさん繁殖していると。

球菌はどこにでもいるもので、筋肉が弱くなったことから体の中に侵入したのでしょう、と。

いつもの病院は先生が若い人ばかりなので、今回は違う病院に連れて行きました。

いつもの病院と違って予約制なので、待ち時間なしで見てもらえました。

チャビはいつもよりド緊張して抱っこしたらバタバタ、

おろすと後ろ足が突っ張って立てない。おまけに脱糞。

言えた立場ではないけど、先生の拭き方が下手で診察台に糞を擦り付けている。代わりに拭きましょうか？と言いたかったが堪えておいた。

最近水を飲む量が減っていたし、立てずに座ったままお漏らしをしたので木曜からオムツをしていた。

ストレスによる免疫低下か膀胱炎かもしれない、と思っていたら、

尿道にたくさんの球菌が繁殖しているので、抗生剤を投与しましょう、とのことでした。

賢く疑い深いチャビに薬を飲ませるのは至難の業なので、少々お高いそうだが

注射を打ってもらう。二週間ほど効き目があり、胃腸にも届かないので

下痢をすることもないそうだ。高いと言っても一本5千円くらいでした。

薬がよく効いて翌日にはゼリー状の膿は見なくなりました。

筋肉の衰えによるもので、再発の可能性は大きいとのことなので、薬が切れる二週間後（今からだと一週間くらい）にまた気をつけて様子を見ていないと。

疑いのあるものは除外しようとおむつはやめたので、お漏らししないようにずっとそばで見ています。

たまに数時間離れていると、シートの隙間に排泄してカーペットが濡れていたり。

お漏らししても病気になるよりずっとマシ。

シートの消費が一日10枚以上になっても病院よりずっと安い。

チャビと一緒にいるように、というお告げなののかも。

犬でもピンピンころり、と亡くなるのは難しいのだな、と少し切なくなったり。

本日の聖書の紹介は、これまた多くの人が聞いた事があると思う、

迷い出た羊、とその他の話です。

4 「あなたがたのうちに、百匹ぴきの羊ひつじを持もっている者ものがいたとする。その一匹ぴきがいなくなったら、九十九匹ひきを野原のはらに残のこしておいて、いなくなった一匹ぴきを見みつけるまでは捜さがし歩あるかないであろうか。

5 そして見みつけたら、喜よろこんでそれを自分じぶんの肩かたに乗のせ、

6 家いえに帰かえってきて友人ゆうじんや隣となり人びとを呼よび集あつめ、『わたしと一緒いっしょに喜よろこんでください。いなくなった羊ひつじを見みつけましたから』と言いうであろう。

7 よく聞ききなさい。それと同おなじように、罪人つみびとがひとりでも悔くい改あらためるなら、悔改くいあらためを必要ひつようとしない九十九人にんの正ただしい人ひとのためにもまさる大おおきいよろこびが、天てんにあるであろう

この羊は意図して群から迷い出たのではなく、より良い草を求めていつの間にか迷ってしまったもの、と言われています。人で例えると、より良い地位や仕事などを追及するあまりいつの間にか福音の道から逸れてしまった人を指します。

良い羊飼いは９９匹を安全なところに囲い、誰かに託して、１匹の羊を探し出して見つけ出す。野の中、って羊には危険がいっぱいなのですよ。なのであなた方もそうしなさい、良い羊飼いにならいなさい、と教えています。

8 また、ある女おんなが銀貨ぎんか十枚まいを持もっていて、もしその一枚まいをなくしたとすれば、彼女かのじょはあかりをつけて家中いえじゅうを掃はき、それを見みつけるまでは注意深ちゅういぶかく捜さがさないであろうか。

9 そして、見みつけたなら、女おんな友ともだちや近所きんじょの女おんなたちを呼よび集あつめて、『わたしと一緒いっしょに喜よろこんでください。なくした銀貨ぎんかが見みつかりましたから』と言いうであろう。

10 よく聞ききなさい。それと同おなじように、罪人つみびとがひとりでも悔くい改あらためるなら、神かみの御使みつかいたちの前まえでよろこびがあるであろう

銀貨は教会の中のまだ若い人、新しく会員になった人を指します。彼らは羊のように自分からいなくなった訳ではなく、明らかに所有していた人の不注意で無くなってしまった硬貨のようです。つまり適切なケアや教えによって守られなかったので、離れてしまった、と。なので誰かを預かる責任のある人は愛を持って世話をして、注意して見守らなければならない、と教えています。

ルカによる福音書15章では次に放蕩息子の話が続きますが、長くなるので別の機会に解説します。

最後までお読みくださりありがとうございました。