wan chronicle

老犬との暮らし

日常に戻って

ほんの1週間前にはドンガラダンガラ騒々しかったのに、静かな今日。

キッチンやリビングの収納を考えながら、前にかなり捨てたのに、新しいキッチンに合うようにさらに物を捨てている。

物も人間のように家が必要なのかな、場所(土地)入れ物(家屋)があると効率よく整理され使うことができます。

 

さっき収納ケースを買いに行く前に、リビングに置いてあるチャビのケージに目が行った。リフォーム2日目から2階の私の部屋にいるのでケージは空。

チャビのいないケージを見て、どうしようもない寂しさに襲われる。まだ生きてるんですけど。

そうか、ペットを亡くした皆さんが感じているのはこういう気持ちなんだな。

もなかが亡くなった時、悲しかったけれどもまだチャビがいたので100倍悲しみが薄らいでいたんだ、って気がつきました。

日に日に老いてきていて、歩くのがやっとのチャビ。自分の思うところに横になれなくて、ベッドから頭や体の大部分がはみ出ていたり。

噛んで食べるのが難しくて、流動食を舐めるのが食事。

それでも数メートル離れた所で眠ってくれているのがとても有り難かったりするのです。

せめて来年の春までは自分で庭を歩けるままでいて欲しいな。

チャビの大好きな庭が変わるから。

気に入ってくれるんじゃないかな。

私一人ぼっちで春、芽吹いてきた庭に出たくはないな。