wan chronicle

老犬との暮らし

昭和な柴君

 

昨日の話ですが、管理人を務めているマンションに出勤すると、

マンションの敷地内に柴犬君が繋がれていました。

 

首輪はしておらず、リードを首に巻いて、

そのリードに別のリードをまた括り付けているという、

ある意味斬新な姿で。

 

マンションに柴犬を買っている人はいませんので、

何なのこの事態は???と思いました。

 

とても人懐こい子で、しゅっとしたスタイルの男の子です。

すごく元気で、まだ若いのだと思いました。

 

なぜこんなところに?もしかして捨てられた?

 

いやいや、飼い主さん、駅のトイレかどっかに行ったのかも。

しばらく様子を見ようと思いましたが気が気じゃありません。

もう仕事なんて手につきません

 

人目に付くところにつながれていますが、日向です。

暑いのではないかと…

 

ここで私がいつもすること、そうです、祈ります。

 

そうすると、「迎えに来る」との天の声が・・・

(心に聞こえるので、ほんとに声がするわけではありません)

 

かといって何もしないのもあれですので、

ちょうど犬の散歩に行こうとしていたマンションの住人さんに

見知らぬ犬が繋がれていることを話しました。

 

見に行ってくれて、なんと、

近くのお店の人が飼っているワンコだと判明。

 

まだ8時台なのでお店は開いてないかと思いましたが、

一応店に行くと店主が店の外から声をかけてきたので、

 

 

「犬を飼っていませんか?」と尋ねると

 

「今探しているんです。」

 

「そこのマンションにつながれていますよ。」

 

「自分で帰ってくるんですが、繋がれると帰ってこれないんです。」

 

「車が通って危ないので、人と一緒に散歩させてくださいね。」

 

 

オーナーさんは私を待たずに一人で歩いて行きます。

どこにいるのか知っているみたいね。

歩きながらずっと誰かと電話していました。

 

 

繋がれていたリードをほどくと柴君は一目散に一匹で走って行ってしまいました。

一応自分の家の方角でしたがなんてフリーダム。

そしてなんて昭和な飼い方。

 

自由で楽しい毎日かもしれませんが、

せめて首輪をつけて電話番号を書いてほしいですね。

 

 

小さな祈りにこたえて神様が柴君を知っている住人に会わせてくれたこと、

 

お店の人が早めに店をあけてちょうど私が訪ねてきたときに戻ってきたこと、

 

偶然のように見える出来事に主のみ手を感じるのです。

 

 

もしオーナーが見つからなかったら、

警察に連れて行って、

期限が切れたらうちに連れて帰ろうか、

でもチャビもなだけでも手一杯なのに・・・などと考えていたのでした。

 

f:id:monachabimama:20190927235727p:plain

まん丸ボディはやっぱり禿げています…

f:id:monachabimama:20190927235812p:plain

チャビまでデブっていました、いつの間に…(*_*;

f:id:monachabimama:20190927235853p:plain

ケージの中荒らしすぎです

この写真を鳥のオーナーである娘に送って

そのあとケージを掃除しました。

はやく自分の鳥を迎えに来てね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


犬ランキング

日々の出来事ランキング