wan chronicle

老犬との暮らし

助けてくれる方 其の四

 

よく行く近所のスーパーの駐車場で、

一度接触事故を起こしたことがあります。

 

相手は軽トラに乗っている80代の男性でした。

 

わたしは駐車場に入ったときに

その男性が車の中にいるのを見て

「この人には気を付けなければいけない。」

とふっと思ったのです。

 

一度後ろ向きで車を駐車してから、

なぜかやっぱり前向きに駐車しなおそうと、

その男性が車を発進させていないか確かめてから

ゆっくりアクセルを踏まないスピードでバックしました。

 

そして、

 

 

 

 

ぶつかりました┐(´д`)┌

 

 

 

その軽トラのお爺さんの車と。

 

 

相手の車は

あちらこちらでぶつけているようで

どれが新しい傷かわかりません。

 

私の車はバンパーに10センチ大の穴が開きました。

 

 

お互い駐車場で

 

「何をやっているんだ!」

 

「どこ見て運転してるんですか?」

 

と罵りあい(;^ω^)が始まりましたが、

その最中にも私にはずっとささやき続ける声がありました。

いつものように耳に聞こえる声ではなく、

心に聞こえる声です。

 

しばらくせめぎ合いが続いた後で

その声が言っていることをお爺さんに伝えました。

 

「お爺さん、

二人ともけがもなく、

車に傷がついたくらいで済んで良かったのよ。

もし子供でも轢いたら大変なことになるから、

もう車を運転するのはやめた方がいいですよ。」

 

するとそれまで私の車にあいた穴のことも

 

「わしじゃない、もとからついていた傷だろう!」

 

などと言い、頭に血が上っていたお爺さんが、

 

「わしも事を荒立てたくはないんじゃ。

〇〇に住んでいる〇と言う者だ。

請求書持ってきたら半分払うから。」

 

と急に態度が変わりました。

 

もとから年金暮らしの人に

お金を請求するつもりはなかったので、

自分で車は直しました。

 

ただお爺さんがその後

人を轢いていないことを願うばかりです。

 

後2回は免許更新するとか言っていました。

お爺さんではなくおじさんと呼んでくれ、とも言っていました。

考えを変えて免許を返納していればよいと思います。

 

それにしてもささやく声がなければ

お爺さんとも和解できず、

どうなっていただろうかと思います。

 

車の事故ほど後味悪いものはないです。

(夫がたびたび事故るのでそのたびにいやな思いをしています。)

 

ささやく声は本当に小さいので、

まだまだ聞き取れていないですが、

もっと清くなって声がよく聞こえるように

訓練したいとおもっています。

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右見て

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左見て

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さあ今よ

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おやつはいつでもくれていいわよ

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