wan chronicle

老犬との暮らし

人生いろいろ

 

英会話学校の講師を先月いっぱいで退職し、マンションの管理人へと転職しました。

業務内容の違いに自分でも驚きます。

以前も外国人専用のセレブなマンションの

コンシェルジュ的なことは経験したことはありましたが、

清掃員さんが別にいて掃除をする義務がなく、

ほぼ受付で座っているだけの仕事でした。

 

60も手前になって、年を取っても無理なく続けられる仕事を・・・

と思い今の仕事に応募したのです。

応募の電話をかけると二日後に面接、

(明日でも良いといわれましたが、さすがに履歴書の準備などあるので、

二日後にしてもらいました。)

 

あれよあれよと話が進んで、他社を受ける時間もありませんでした。

 

いざ仕事が始まると清掃が主で、慣れないほうきとモップの作業で手の皮がむけ、

筋肉痛で腕が震えて字が書けない状態でした。

なんでこの仕事だったんだろ?と思いましたが、

慣れてくると自分の体調にあわせて段取りを組めるし、

基本一人なので余計な気を使わなくてよいし、

その気になれば70過ぎても働けるし・・・。

いいことがたくさんの仕事でした。

 

直前の仕事は10分刻みの仕事でしたし、

英会話といっても直接生徒さんに対峙することもないので、

今思うと条件は良かったですが、好きではなかったんだな・・・と思います。

 

 

マンションの入居者さんの中に一家族だけ、大型犬を飼っていらっしゃる方がいます。

後ろ足が弱そうで、もう高齢なんだなと思われます。

エントランスで入居者の高齢の女性が立ち止まり、

「噛まない?」と言っています。

見るとその大型犬。

 

この女性は犬を飼ったことはないのだな、と思いました。

怖がっている様子でしたから。

 

犬が好きな人嫌いな人、

噛まれたとか追いかけられたとか過去にトラウマのある人も

いると思います。

 

人の好き好きですからそれは仕方がないですが、

こんな純粋な、まっすぐに家族を愛してくれる動物を知る機会がないとは

ほんとにもったいなかったなと思います。大きなお世話かもしれませんが。

わたしは犬という愛すべき生き物を知ることができて、とても幸運でした。

 

そしてそれは犬という形を取らなくても、

鳥でも猫でもウサギでも、たくさんの別の生き物が人に、

人が持つ平均以上の素晴らしい何か、を与えてくれていると思います。

 

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この目にズキューン!

 

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私がいないとき、よくここで丸くなっています

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もなかはテーブルの下。左前脚がキュート

最後までお読みいただきありがとうございます。


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