子供のころの私はよく金縛りにあっていました。
金縛りのメカニズムとか
科学的に説明があるようですが、
実際金縛りにあっていた者としては
その理論は納得できなかった。
ぐっすり眠っているところに
恐怖で目が覚めるのです。
悪い夢を見ていたわけではありません。
恐怖がグーッと押し寄せてきて
それで驚いて目を開けると体が動かない・・・
隣に親が寝ているのに指1本動きません。
起こすこともできず何とか動こうともがきます。
私はいわゆる視える人ではないので、
何も見えはしませんが、暗闇の中TVの上の日本人形が
ボーっと白く浮かんでよく見えていたのが怖かったです。
恐怖と闘いながらもがいているとそのうち金縛りは解けます。
高校生くらいになると
金縛りに慣れてきて、
「あ、金縛りだ。」
と少しは動こうともがきますが、
早々に諦めて金縛りのまま寝てしまいました。
そうなってからは滅多に合わなくなりました。
高校の時父が亡くなったので、
守ってくれていたかもしれませんが、
わたしがもう慣れてそのまま寝てしまっていたのが
金縛りにあわなくなった理由な気がしています。
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