wan chronicle

老犬との暮らし

本日の外出(番外編)

娘の卒業式の為久しぶりに公共の交通機関に乗りました。

わたしは短期記憶が怪しいので、

直前のことは覚えていないことがちらほらあります。

 

バスターミナルでバスに乗ったものの

運転手さんにわたしの目的地に行くバスなのかどうか

確かめようとしてICカードをタッチするのを忘れる。

 

バスが動き出したので、

面倒になって運転手に尋ねることをあきらめる。

乗車時にICカードをタッチしたのかどうか思い出せない。

 

信号で止まっている間に

運転手さんにタッチし忘れたかもしれない、と謝る。

降りる時に操作してくれるから大丈夫

とのことでしたが、

ICカードに関する記憶が全くない自分自身に苦笑。

 

もともとドジなこともありますが、

鬱気味&HSPの私には

外出すること自体がハードルが高い時があります。

神経が高ぶった状態なので、

しかも思うようにいかないことで

ますます神経が高ぶり、冷静に判断し、行動することは難しくなります。

 

家にいる、あるいは自分の車の中は

私にとって安心、安全な場所です。

それ以外は緊張する場所になります。

 

本当は物理的な安全地帯より、

心の中に安心な場所を作る方が良い、

最高の成熟とは

宇宙全体を自分の安心できる場所と感じる能力のこと、

と本には書いてありますが、

今の私にはその境地に達することは

とうてい無理。

 

外に出て人を見ることは興味深いことではありますが、

家に帰ると精神的な疲れ(神経の高ぶり)

から何をするのもおっくうになります。

 

ちょっと面白いものも見られました。

どこでもそうだと思いますが、

朝夕以外の時間帯の街の中は老人率が高いです。

 

バスに乗っていたら

杖を突いた70代後半くらいのおじいさんが

乗ってきて、危なっかしそうに歩いています。

近くにいた60代後半とみられる女性が席を譲ってあげていました。

その時におじいさんが誰の目も見ないことを

ちょっと不思議に思いました。

 

終点でそのおじいさんはおりましたが、

バスから降りると杖を脇に挟んですたすたと(杖なしで)

歩いて行きました。

杖はバスの中で座るためのおじいさんの知恵でしょうか?

ちょっと面白いなと思いましたが、

子供や若者には良い手本でないような…?

 

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