約2000年前の夜、ベツレヘムへと旅していたヨセフとマリアの夫婦がいました。
当時の女性は14,5歳で結婚すると言われていたので、
マリアもそのぐらいの年齢だと言われています。若い・・・。
宿屋は皆いっぱいで個室はどこも埋まっていました。
産気づいたマリアを人の大勢いる広間で出産させるのは忍びない、
と思った宿屋の主人は家畜小屋に泊まることを提案しました。
そこでマリアはイエスを産みました。初産で一人で産む、すごい…。
飼い葉おけの中に寝かされたイエス様(衛生上大丈夫だったのね)。
だったら幼子イエスを初めて見たのはそこにいた動物たち、ということになります。
これはイエス様は動物をとても愛し、大切に思っているからと思いませんか?
その次にイエスに会いに来たのは、貧しい羊飼いたち。
彼らは天使の訪れを受け、キリストに会いに来たのです。
神が貧しくも誠実に生きる人たちを気にかけておられる、とのメッセージ。
イエスは自分を良い羊飼い、と例え、
他にも例えの中に羊飼いを用いておられます。
そして次に来たのは東方から来た博士たち。
この世の賢者と言われる人たち。
彼らは新しい星に導かれ、キリストに会いに来ました。
そしてお告げにより、ヘロデ王に会うことなく、
イエスについて何も語ることなく、
来た道とは別の道を通って帰っていきました。
これも勇気ある行動。王様の頼みを無視した。
クリスマスは地味だけど奇跡の物語です。
そして希望と愛の物語。
メリークリスマス☆☆!