wan chronicle

老犬との暮らし

ナインのやもめ

本日お休みで、娘とアマゾンプライムアベンジャーズを見ておりました。

3時間の長い映画ですが、家でのんびりまったり楽しめてとても良い休日でした。

7月は仕事二つ掛け持ちで、学生もやっていたので学ぶことが刺激でした。

毎日心が動いていましたが、仕事が一つだけ、

提出課題もない今は心も留まっていますが

それはそれで暇を楽しむことにします(#^.^#)

 

感じることがない時はブログもお休みしていますが、

本日は聖書物語を一つ書いてみようと思います。

 

以前に書いたかしら?

 

「ナインのやもめ」と言われる話です。

 

イスラエルでは女性はほとんど専業主婦で、

経済的には夫に依存して暮らしていました。

 

夫が早く亡くなると、息子に依存することになります。

 

夫が早く亡くなるという事は何かしらの天罰が下ったという偏見が当時あり、

未亡人は肩身の狭い思いをしたそうです。

 

そんな古代イスラエルで、ある未亡人の息子がなくなりました。

息子を亡くした母親は子を亡くしたショックもさることながら、

経済的な基盤が全くなくなり生きて行くすべを失くし、

その落胆、悲しみは計り知れないものだったでしょう。

 

エスキリストは葬儀の途中で嘆き悲しむ未亡人に出会い、

憐れんで息子を生き返らせたという話なのですが、

エスは偶然にこの未亡人に出会ったのではない、とつい最近学びました。

 

エスキリストは前日カペナウムと言われる土地にいたのですが、

ナインのやもめの息子が埋葬されるまでに到着するには

夜中に家を出るか、かなり早朝に出発しなければいけなかったのです。

カペナウムからナインまでは登坂が続き、決して楽な行程ではありませんでした。

 

超人的な力を持つイエスがやもめの絶望と悲しみに満ちた祈りを聞き、

彼女を憐れんで、息子を蘇生させるために長い道のりを歩いてきたと、

そこまで詳しく聖書は描写していません。

よく聖書を読んで研究する人にだけわかる事柄です。

 

自分で歩かなくても他にも方法はあったであろうに、

苦労して歩いて一人の女を助けるために遠くの町からやってきた。

とてもイエス様らしい、やさしい、心が温かくなる話です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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