wan chronicle

老犬との暮らし

私のゴリアテ

 

ゴリアテと聞いて

 

誰?

 

 

と思う人もいると思います。

 

昔々のペリシテと言う国の巨人兵で、

羊飼いの青年ダビデと闘って敗れた人です。

 

 

ダビデ・・・

 

 

誰?

 

 

 

と思う方もまたいるかと思いますが、

ミケランジェロダビデ像は有名ですね。

教科書にも載っていました。何の教科書か忘れましたが。

 

 

ダビデイスラエル人、神が選ばれた民の出身でしたが、

 

兵士でもなく、

 

年若く、

 

羊を飼うのを仕事としていました。

 

 

百戦錬磨の大男であるゴリアテイスラエルの民にタイマンを求めました。

もし自分に勝てばペリシテはイスラエルの家来になろう。

もし自分が勝ってその人を殺したならば、イスラエルは自分たちの家来となれ、

 

との条件です。

 

 

それも同じことを40日間叫び続けていたのですから、よほど自信があったのですね。

 

身体が大きいばかりでなく、丈夫な武具に身を固め自信満々な様子は

当時のイスラエル人を震え上がらせたようですよ。

 

このゴリアテのタイマンの申し出を受けて立ったダビデは結果、

剣も楯も持たず、鎧も身につけず、

いつも自分が持ち歩いている石投げ器一つを持ち、

最初の一投でゴリアテを倒してしまいました。

 

めちゃかっこいいです。

 

聖書はその中のことを自分に当てはめて考えるようにあるので、

私のゴリアテとは???と考えてみました。

私が倒さなければならない、私の中の巨人がいます。

それは諦め、焦り、無関心、楽な方を選ぼうとする気持ち・・・です。

 

ダビデは何をもってゴリアテに立ち向かったか、

 

信仰を持ってでした。

 

主が共にいて戦ってくれる、主の戦いに剣や槍は必要ない。

との固い信念をもって、戦いに挑みました。

 

彼は羊飼いとはいえ、全く危険な目にあったことはなかったか、

と言うとそうではなかったのですね。

羊の群れを守るために獅子やクマと闘い、

これまでその口にくわえられた仔羊を助け出してきた、と言う自信もあったのです。

 

仔羊一匹くらい・・・と思わずに果敢に野生動物に戦いを挑むその姿は

自分の仕事に忠実な彼の人柄も見て取れます。

 

何故かゴリアテ、と言う名を昨日耳にして、

私のゴリアテとは・・・?と考えてしまいました。

勇気と主への信頼さえあれば意外に倒すのは簡単かもしれません。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


犬ランキング

日々の出来事ランキング