wan chronicle

老犬との暮らし

契約と誓約

久々の更新です。

ちょっと勉強にも飽きてきましたが、かと言って休むわけにもいかず、

課題は提出しています。

 

オンラインよりリアルに通学したほうが楽じゃないかと思う勉強量。

授業さえ目を通したらいいわけでなくいちいちクイズ(小テスト)があるので、

気が抜けません。

日本人はネイティブと違って何をするにも時間がかかりますしね。

 

アメリカの大学の授業はとても実際的で、

いかにしてこれを実生活に生かすか、もしくはキャリアに生かすか、

という授業が多いです。

 

一年生のうちに将来について考えさせる?のが目的ですかね?

簡単な数学の講座も取っていますが、

Math for the Real Worldという講座名です。

先週の内容は、

もしも学費を借りるとしたら自分の収入から考えていくら借りるのが妥当か、

トータルで払う利息はどれだけで、毎月いくら返せるか、

何年のローンを組むのが良いのか、などの計算をしていくのですよ。

 

宗教のクラスも取っていますが、その講座名は The Eternal Family.

先週は結婚という契約についての課題でした。

一般の人は結婚という契約を交わすのですが、

私の教会は契約ではなく、神の前で誓約を交わします。

その誓約を交わすときに神権、と呼ばれる、いわばライセンスのようなものが働いて、その神権は永遠のものなので、結婚の誓約も永遠、死を超えて続いていくのです、

という教義です。

一般の契約による結婚はライセンスなしに交わされているので死を超える力はありません。この世限りのものです。

契約と誓約の違いについて学びましたが、

抜粋するとこんな感じです。

 When troubles come, the parties to a contractual marriage seek happiness by walking away. They marry to obtain benefits and will stay only as long as they’re receiving what they bargained for. But when troubles come to a covenant marriage, the husband and wife work them through. They marry to give and to grow, bound by covenants to each other, to the community, and to God. Contract companions each give 50 percent; covenant companions each give 100 percent. (by Elder Bruce C. Hafen “Covenant Marriage,”  General Conference, October 1996)

問題が起こったときに契約により結婚したカップルはそれを避けることにより幸せになろうとする。彼らにとって結婚は利益を得るためのものであり、何かお得なことがある限り続いていく。誓約により結婚したカップルは夫と妻はともに解決のために動き、相手に与え、共に成長するために結婚する。契約の結婚は50%の自分をささげるが、誓約の結婚は100%の自分をささげる。

 

むむむ・・・耳が痛い。

世の中の夫婦には一方がいつも逃げるので、

もう一方が一人で問題解決にあたる人もいるだろうし、

両方とも逃げてしまう人もいるだろう。(こんな時、一番の被害者は子供)

 

家庭のことは妻の仕事、夫は外で働くのみ、と私も親から教わりました。

が、妻にももうそんな余裕も力もないのです。

男性にも仕事だけでなく、家族のことにもぜひかかわっていただきたいと思います。

私たちには夫というパートナーの力が必要です。


最後までお読みいただきありがとうございます。