wan chronicle

老犬との暮らし

応えられる祈り

 

私はクリスチャンなので、毎日祈っています。

祈りは必ず神様に聞かれています。

 

最近聞いた2つの祈りについてお話ししたいと思います。

 

私の教会ではずいぶん若い人たちが宣教師として1年半、

または2年間ボランティアで働きます。

強制ではなく、希望した若者が宣教師として赴任地へ行きます。

 

 

あるアメリカの青年がフランスに赴任することになりました。

両親は彼に必要な衣類、下着やスーツやコートを買いました。

コートだけは届くのが遅くなるけれども

フランスへ行くまでは届くはずでした。

 

コートはフランスへ立つ前日に届き、

青年は試着することなしにスーツケースにコートをしまいました。

 

 

冬が近づいたある日、両親は青年からの手紙を受け取りました。

コートは彼には小さすぎて入らないと・・・。

 

両親は彼の口座に新しいコートを買うためのお金を振り込み、

父親はちょっとイラつきながら、最初のコートは送り返すように言いました。

(この辺りは万国共通の反応ですね^^)

 

 

後に父親は青年からEmailを受け取り、そこに書かれてあったのは・・・

 

 

 

「パリはとても寒いんだ。

まるで風は自分目掛けて吹いているみたいだよ。

新しいコートはとても暖かいよ。

 

…最初のコートだけど他の宣教師にあげたんだ。

彼は数年前に改宗した人で、母子家庭なんだ。

 

伝道は彼に福音を教えた元宣教師の援助で来たんだ。

(お金に余裕がなかった)彼はこの寒さをしのぐために

コートをどうしたら手に入るのかいつも祈っていたと言うんだよ。

僕がコートを上げたら祈りが答えられた、って言ってたよ。

僕も今とても幸せな気分なんだ。」

 

その父親が語っています。

 

天の父はこの若者が家から遠く離れたフランスで伝道し、

凍てつくパリの冬を越すためのコートがなく、

それを買う手段も彼にはないことを知っていました。

 

そして自分の息子が小さすぎるコートを買い、

二人の若者がパリで一緒に働くことも知っていました。

そして、息子のコートが謙遜で切実な一人の青年の

祈りの答えになることを知っていました。

 

祈りは天の父の采配で本当に答えられます。

 

小さなことですが、今朝仕事前にネットワークが

何度もオフラインになってしまい、困って祈りました。

するとしばらくしてつながり、

仕事が終わるまでオフラインになることがなかったのです。

 

謙遜で切実な祈りは答えられるのです。

 

もう一つのお話は続きます。